yeshappy’s blog

アラフォーからの妊活 子宮筋腫手術を経て

人工受精にトライ

子宮筋腫があることは健康診断で知っていましたが、生理は28日周期できているし、体温も高温期と低温期がちゃんと分かれているのでリスクは高齢と筋腫だけだろう、と楽観視していました。

ところが、血液検査の結果、高プロラクチン症と判明。毎晩眠る前に、テルロンという薬を1錠飲むように指示され、不安がムクムクと頭をもたげてきます。

クリニックには、早朝から受診可能なところもあるようですが、私が通っているクリニックは、朝10時からの診察。パートの職場には半休をもらうしかなく(しかも突然)、自宅で採精する主人にも、同様の負担をかけることになります。

主人(2歳上)も年齢·体質的に良好!とはいかず、先生から聞いたまま「あまりよくなかったらしい」と言えば、不機嫌になり、あちゃー(ごめんね、ナィーブな貴方にストレートに伝えた私がバカだった。仕事も休んでもらったのに)と反省。

「悪くはない」の声が聞こえればホッ→そのまま伝える→主人も満更でない…と言う感じで、HCG注射を1日置き、人工受精後にHMG注射を1日置き、サプリを飲んで期待…その間、朝の体温に敏感になり、“リセットしては涙”をかれこれ4回繰り返しました(ホントは耐性がついてきて、後半は涙なしでしたけどね)。

いや、その間に指定日に受診に訪れたらすでに排卵してしまっていた、というのが1回…ホルモン注射のせいか、はたまた年齢やストレスのせいか、28日周期より短くなり(26~25日周期、しかも月経が3日で終わる。筋腫があるのに経血少なめ)という感じに乱れてきています。いや~ん、更年期?確かに白髪は増えていて、漢方の先生にも血が足りないとは言われているけれど、ちょっと待ってほしいのです。

人工受精1回18000円。注射や検査に漢方を含めるともっとかかりますが、今のところ私のパート代で賄えてはいるのだけど、この先どうする?

クリニックデビューと漢方薬デビュー

おっかなびっくり、クリニックを訪問したのは去年7月。
院長先生については、ネットの個人意見で優しい、穏やか、という一方、無愛想、冷たい、などの評価も目にしていたので、幾分緊張しながら「晩婚で高齢であること、やっとの思いで訪れたこと」などを話しました。

この時点では、自分よりむしろ主人に原因があるのでは(ごめんね、夫)と考えていました。
タイミングを試みようにも、なかなか難しく…
人工受精すれば、大丈夫だと言う根拠のない自信があったのです。
先生も「年齢のこともあるからできるだけ早く検査をして人工受精に入りましょう」と力強い言葉。
やるぞ~と気合いがみなぎり、ちょっとほっとしたのでした。

初診待ちの1カ月の間には、鍼灸と迷った末、漢方治療を始めました。
交通費を入れて月2万円の生薬代は、月々10万円ほどの収入しかないパート主婦には、なかなかの負担でしたが、不妊ストレスで悪化しているアトピーも同時に治るなら、と藁をもつかむ気持ちでした。
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毎日一時間煮出して作る漢方薬は、以来半年近く服用を続けていますが、ステロイドを排除するのがとてもきつく、かつて経験したことがないほど見た目も精神的にも落ちてしまうことになるのですが、それはまた後の話…。

40代でも出産したい

「2017年にやりたいこと」
それは、なんと言っても妊娠することです。

今年のお正月は、なんと病院での年越しでした。
産婦人科。ただし、念願の出産ではなく子宮筋腫の手術のために。
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ちょっと長くなりますが、自己紹介をさせてくださいね。私は某地方都市で40代はじめまでテレビ記者として働いていました。仕事にはやりがいを感じていましたが、ときには徹夜もある長時間労働、コンビニ飯を掻き込み、自分のカラダよりも仕事を優先する生活に限界を感じていました。

自分も命をつないでいきたい、そんな思いが強くなった頃、幸いにも人生を歩むパートナーと出逢い、一昨年春から名古屋で新生活を始めました。

ところが、なかなか赤ちゃんが授からない。
男の沽券にこだわる旦那さんに同意してもらい、ようやく不妊治療を開始できたのが去年の夏、43歳5カ月になっていました。

不妊治療にあたって、まずは病院探しです。
実績があること、高齢でも受け入れてくれること、仕事(パート)を続けながら通える立地、診療時間であること。
土地勘がないことに加え、オープンに相談できる内容ではないため、頼るのはネット情報だけでした。

気になるのは、卵子の老化。できるだけ早く治療を始めたいと考え、受診前説明会を設けていない「さわだウィメンズクリニック」に1ヶ月待ちで初診予約したのでした。